Mercurial の使い方のチュートリアル
このチュートリアルは Mercurial の使い方を紹介します。SCM ソフトウェアを使うにあたっての特定の予備知識は必要ありません。このチュートリアルのフランス語版は FrenchTutorialから、スペイン語版は SpanishTutorial から入手できます。
このチュートリアルを読み終われば、次のことがわかるはずです。
Mercurial のマニュアルページである hg(1) と hgrc(5) も見ておくと良いでしょう。これらはソースツリーに doc/hg.1.txt と doc/hgrc.5.txt としても含まれています。
このチュートリアルの読み方
書式の取り決めは簡単です。コマンド名と引数は 固定フォント で表示されます。
シェルやコマンドプロンプトに対して打つ必要がある入力行は固定フォントで表示され、行の最初は$文字で始まります。 Mercurial やシェルが表示する出力行も固定フォントで表示されますが、行の最初は特別な文字からは始まりません。
$ これはユーザが入力した行です これはプログラムが出力した行です
以下の全ての例で bash シェルを使っています。他の Unix シェルや Windows のcommand.exe でも考え方は同じですが、いくつかの操作の構文は変わるかもしれません。例えば、Unix シェルの ls は Windows の dir とだいたい同じで、Unix の vi は Windows の edit と同じようなものです。
目次
JapaneseTutorialInstall - Mercurial をインストールする
JapaneseTutorialClone - 既存の リポジトリ のコピーを作成する
JapaneseTutorialHistory - リポジトリの履歴を閲覧する
JapaneseTutorialFirstChange - 最初の変更を行う
JapaneseTutorialShareChange - 他のリポジトリと変更を共有する
JapaneseTutorialExport - 他の人と変更を共有する
JapaneseTutorialMerge - 1つのファイルに対しての複数の独立した変更を扱う
JapaneseTutorialConflict - 手作業が必要な マージ を扱う