チュートリアル - 他のリポジトリと変更を共有する

JapaneseTutorialFirstChange では、私達は my-hello-new-output リポジトリチェンジセット を作成しました。今度は私達はその変更を別の場所に広めたいのです。

Mercurial での良い流儀に従って、まず元の リポジトリ複製 してみましょう。

$ cd ..
$ hg clone my-hello my-hello-share

リポジトリTip が何であるのかを知るのに tip コマンドを使うことができます。(Tip は最も新しい チェンジセットであることを思いだしてください.) MercurialTip の完全な説明を出力しないようにするために、-q (「静かに」) オプションを渡します。

$ cd my-hello-share
$ hg -q tip
1:82e55d328c8c
$ cd ../my-hello-new-output
$ hg -q tip
2:a58809af174d

見たとおり、Tip はそれぞれで違います。my-hello-share に戻って新しいチェンジセットをそこまで広めてみましょう。そうするためには、pull コマンドを使います。これは他のリポジトリにあって、このリポジトリに無いチェンジセットを全てこのリポジトリに引っ張ってきます。

$ cd ../my-hello-share
$ hg pull ../my-hello-new-output
pulling from ../my-hello-new-output
searching for changes
adding changesets
adding manifests
adding file changes
added 1 changesets with 1 changes to 1 files
(run 'hg update' to get a working copy)

他の Mercurial コマンドと違って、pull はお喋りです。この例では、Pull は成功しました。

出力の最後の行は重要です。デフォルトでは、MercurialPull の後に 作業ディレクトリ を更新しません。これはたとえ リポジトリが新しいチェンジセットを格納していても、作業ディレクトリhello.c ファイルはまだ古い Pull の前の内容だということです。

私達は Mercurial の助言に従って、このファイル (と Pull の間に更新された他のファイル)を 更新することができます。

$ hg update

この時点で、 my-hello-sharemy-hello-new-output が同じ内容と更新履歴を持っていることを確認することができます。

他の人と変更を共有するには、JapaneseTutorialExport に進まなければなりません。


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JapaneseTutorialShareChange (last edited 2009-05-19 19:31:04 by localhost)