チュートリアル - リポジトリを複製する

Mercurial をインストールするための JapaneseTutorialInstall はもう済みましたか? グッド!

Mercurial では全ての作業を リポジトリ 内で行います。リポジトリ は私達が履歴を記録しておきたいと考えている全てのファイルを含んだディレクトリで、これらのソースファイルの完全な履歴を格納しています。

Mercurial を使い始めるのに 1 番簡単な方法は、既にいくつかのファイルと履歴を格納しているリポジトリを使うことです。

そこで clone コマンドを使います。これは リポジトリ複製します;これは他のリポジトリの完全なコピーを作り、私達が私達独自の、ローカルな、個人的なリポジトリで作業できるようにします。

selenic.com でホストされている "hello, world" リポジトリを複製してみましょう。

$ hg clone http://www.selenic.com/repo/hello my-hello

もし全て上手くいったなら、clone コマンドはこのように表示します:

requesting all changes
adding changesets
adding manifests
adding file changes
added 2 changesets with 2 changes to 2 files

これで現在のディレクトリに my-hello と呼ばれるディレクトリを見付けることができるはずです。

$ ls
my-hello

my-hello ディレクトリの中では、いくつかのファイルを見付けることができるはずです。

$ ls my-hello
Makefile  hello.c

これらのファイルは私達がたった今複製したリポジトリにあるファイルの正確なコピーです。

注意:Mercurial では、各リポジトリは自己完結しています。リポジトリ複製したときに、新しいリポジトリは既存のリポジトリの複製した時点での正確なコピーになりますが、その後どちらかのリポジトリに変更を加えた場合、その変更はPullPush で明示的に転送しない限り、もう一方のリポジトリには現れません

これで、新しくできたリポジトリの履歴を調べることができるようになりました。JapaneseTutorialHistory に続きます。


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