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["Mercurial"] では全ての作業を [:Repository:リポジトリ] 内で行います。[:Repository:リポジトリ] は私達が履歴を記録しておきたいと考えている全てのファイルを含んだディレクトリで、これらのソースファイルの完全な履歴を格納しています。 | [[Mercurial]] をインストールするための JapaneseTutorialInstall はもう済みましたか? よろしい! |
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["Mercurial"] を使い始めるのに 1 番簡単な方法は、既にいくつかのファイルと履歴を格納している[:Repository:リポジトリ]を使うことです。 | [[Mercurial]] では全ての作業を [[Repository|リポジトリ]] 内で行います。[[Repository|リポジトリ]] は私達が履歴を記録しておきたいと考えている全てのファイルを含んだディレクトリで、これらのソースファイルの完全な履歴を格納しています。 |
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そこで {{{clone}}} コマンドを使います。これは [:Repository:リポジトリ]を[:Clone:複製]します;これは他の[:Repository:リポジトリ]の完全なコピーを作り、私達が私達独自の、ローカルな、個人的なリポジトリで作業できるようにします。 | [[Mercurial]] を使い始めるのに 1 番簡単な方法は、既にいくつかのファイルと履歴を格納している[[Repository|リポジトリ]]を使うことです。 そこで {{{clone}}} コマンドを使います。これは [[Repository|リポジトリ]]を[[Clone|複製]]します;これは他の[[Repository|リポジトリ]]の完全なコピーを作り、私達が私達独自の、ローカルな、個人的なリポジトリで作業できるようにします。 |
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もし全て上手くいったなら、{{{clone}}} コマンドはこのように表示します: | もし全て上手くいったなら、{{{clone}}} コマンドはこのように表示します (Mercurial 1.3): |
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requesting all changes adding changesets adding manifests adding file changes added 2 changesets with 2 changes to 2 files |
全チェンジセットを取得中 チェンジセットを追加中 マニフェストを追加中 ファイルの変更を追加中 2 のチェンジセット(2 の変更を 2 ファイルに適用)を追加 作業領域の更新中 2 個のファイルが更新, 0 個のファイルがマージ, 0 個のファイルが削除, 0 個のファイルが衝突未解決 |
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これらのファイルは私達がたった今[:Clone:複製]した[:Repository:リポジトリ]にあるファイルの正確なコピーです。 | これらのファイルは私達がたった今[[Clone|複製]]した[[Repository|リポジトリ]]にあるファイルの正確なコピーです。 |
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'''注意:'''["Mercurial"] では、各[:Repository:リポジトリ]は自己完結しています。[:Repository:リポジトリ]を[:Clone:複製]したときに、新しい[:Repository:リポジトリ]は既存のリポジトリの[:Clone:複製]した時点での正確なコピーになりますが、その後どちらかのリポジトリに変更を加えた場合、その変更は["Pull"] や ["Push"] で明示的に転送しない限り、もう一方のリポジトリには''現れません''。 | '''注意:''' [[Mercurial]] では、各[[Repository|リポジトリ]]は自己完結しています。[[Repository|リポジトリ]]を[[Clone|複製]]したときに、新しい[[Repository|リポジトリ]]は既存のリポジトリの[[Clone|複製]]した時点での正確なコピーになりますが、その後どちらかのリポジトリに変更を加えた場合、その変更は[[Pull]] や [[Push]] で明示的に転送しない限り、もう一方のリポジトリには''現れません''。 |
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これで、新しくできた[:Repository:リポジトリ]の履歴を調べることができるようになりました。JapaneseTutorialHistory に続きます。 | 何も指定しなければ、 `hg clone` はリポジトリの 最新([[Tip|tip]]most) [[Revision|revision]] を リポジトリの [[WorkingDirectory|working directory]] へチェックアウトします。 どのリビジョンがチェックアウトされているかは、 [[Parent|parents]] コマンドで確認してください: {{{ $ cd my-hello $ hg parents チェンジセット: 1:82e55d328c8c タグ: tip ユーザ: mpm@selenic.com 日付: Fri Aug 26 01:21:28 2005 -0700 要約: Create a makefile }}} これで、新しくできた[[Repository|リポジトリ]]の履歴を調べることができるようになりました。JapaneseTutorialHistory に続きます。 |
このページは TutorialClone の日本語訳です。
チュートリアル - リポジトリを複製する
(このページは JapaneseTutorial シリーズ 9 部中の 2 番目です。 前の部は JapaneseTutorialInstall、 次の部は JapaneseTutorialHistory です。)
Mercurial をインストールするための JapaneseTutorialInstall はもう済みましたか? よろしい!
Mercurial では全ての作業を リポジトリ 内で行います。リポジトリ は私達が履歴を記録しておきたいと考えている全てのファイルを含んだディレクトリで、これらのソースファイルの完全な履歴を格納しています。
Mercurial を使い始めるのに 1 番簡単な方法は、既にいくつかのファイルと履歴を格納しているリポジトリを使うことです。
そこで clone コマンドを使います。これは リポジトリを複製します;これは他のリポジトリの完全なコピーを作り、私達が私達独自の、ローカルな、個人的なリポジトリで作業できるようにします。
selenic.com でホストされている "hello, world" リポジトリを複製してみましょう。
$ hg clone http://www.selenic.com/repo/hello my-hello
もし全て上手くいったなら、clone コマンドはこのように表示します (Mercurial 1.3):
全チェンジセットを取得中 チェンジセットを追加中 マニフェストを追加中 ファイルの変更を追加中 2 のチェンジセット(2 の変更を 2 ファイルに適用)を追加 作業領域の更新中 2 個のファイルが更新, 0 個のファイルがマージ, 0 個のファイルが削除, 0 個のファイルが衝突未解決
これで現在のディレクトリに my-hello と呼ばれるディレクトリを見付けることができるはずです。
$ ls my-hello
my-hello ディレクトリの中では、いくつかのファイルを見付けることができるはずです。
$ ls my-hello Makefile hello.c
これらのファイルは私達がたった今複製したリポジトリにあるファイルの正確なコピーです。
注意: Mercurial では、各リポジトリは自己完結しています。リポジトリを複製したときに、新しいリポジトリは既存のリポジトリの複製した時点での正確なコピーになりますが、その後どちらかのリポジトリに変更を加えた場合、その変更はPull や Push で明示的に転送しない限り、もう一方のリポジトリには現れません。
何も指定しなければ、 hg clone はリポジトリの 最新(tipmost) revision を リポジトリの working directory へチェックアウトします。 どのリビジョンがチェックアウトされているかは、 parents コマンドで確認してください:
$ cd my-hello $ hg parents チェンジセット: 1:82e55d328c8c タグ: tip ユーザ: mpm@selenic.com 日付: Fri Aug 26 01:21:28 2005 -0700 要約: Create a makefile
これで、新しくできたリポジトリの履歴を調べることができるようになりました。JapaneseTutorialHistory に続きます。