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1. ユーザー名を設定する

デフォルトではMercurialはコミットに対して'user@localhost'の形式のユーザー名を使います。 これが無意味であることがよくあります。次のように~/.hgrc(Windowsの場合は%USERPROFILE%\Mercurial.ini)に適切なEメールアドレスを設定することがベストです:

[ui]
username = Author Name <email@address>

2. 既存のMercurialプロジェクトを取り組む

repository (例えば http://selenic.com/hg )のようなブラウザで閲覧できるURLがあれば、次のようにコピーを入手できます:

$ hg clone http://selenic.com/hg mercurial-repo

このコマンドによってmercurial-repoという新しいディレクトリが作成され、完全なプロジェクトの履歴が入手でき、topmost changeset (Cloneも参照)をチェックアウトします。

3. 新しいMercurialプロジェクトをセットアップする

次のコマンドでリポジトリを作ります:

$ cd project/
$ hg init           # .hgを作成する

Mercurialはリポジトリのrootで.hgignoreという名前のファイルを探します。これはファイルパスで無視するためのglobパターンと正規表現のセットを含みます。.hgignoreファイルの例です:

syntax: glob
*.orig
*.rej
*~
*.o
tests/*.err

syntax: regexp
.*\#.*\#$

次のコマンドで.hgignoreファイルを試して下さい:

$ hg status         # すべての無視されないファイルを示す

このコマンドによって'?'フラグ(追跡されません)で無視されないすべてのファイルの一覧が表示されます。追跡したいファイルのみがステータスによって一覧表示されるまで.hgignoreファイルを編集して下さい。.hgignoreファイルも追跡したいことでしょう!しかしおそらくビルドプロセスによって生成されたファイルを追跡したくないでしょう。満足したら、追加するファイルを予約し、コミットします:

$ hg add            # 'unknown'ファイルを追加する
$ hg commit         # すべての変更をコミットし、チェンジログエントリを編集する

4. クローン、コミット、マージ

$ hg clone project project-work    # リポジトリをクローンする
$ cd project-work
$ <make changes>
$ hg commit
$ cd ../project
$ hg pull ../project-work   # project-workからチェンジセットをpullする
$ hg merge                  # project-workからの新しいtipをワーキングディレクトリにマージする
$ hg commit                 # マージの結果をコミットする

関連項目: Clone, Commit, Pull, Merge

5. パッチをエクスポートする

(make changes)
$ hg commit
$ hg export tip    # 最新のコミットをエクスポートする

関連記事: Export

6. ネットワークサポート

# Mercurialの主要なリポジトリからクローンする
foo$ hg clone http://selenic.com/hg/
foo$ cd hg

# 既存のレポを更新する
foo$ hg pull http://selenic.com/hg/

# ブラウザで閲覧できるインターフェイスでHTTP経由で現在のリポジトリをエクスポートする
foo$ hg serve -n "My repo" -p 80

# SSHで変更をリモートリポジトリにプッシュする
foo$ hg push ssh://user@example.com/hg/

関連記事: Serve, Push, Pull


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